技術局 技術管理部
櫻井涼輔
2010年入社/14年目
なぜかと聞かれると答えは一つかもしれません。“ラジオ・テレビが好きだから”。特にラジオが好きでした。私は一般的に言う“ラジオ世代”ではありませんが、学生の頃は土日や深夜を中心によくラジオを聞いていたので、放送の世界を目指すようになりました。そんな中で、私はマイクの前でお話し出来るような人間ではありませんし、逆に理数系気質だったこともあり、“技術”という方向から放送局を目指し、今に至っています。
tbcは比較的長い歴史を持つ放送局です。tbcとペイントされた社有車に乗っていると、多くの方から気軽に声をかけて頂きます。tbcは地域密着なのだと実感します。また、一番の特徴は、ラジオ・テレビ両方のメディアを放送していることでしょう。例えば例年7月に開催している「tbc夏まつり」のように、ラジオ・テレビ共に協力しながら、番組やイベントを作りあげることができるのは、一つの強みだと思っています。
私の今の所属は“技術管理部”という部署です。何をしているか、あまりイメージが湧かないかもしれません。ラジオやテレビの放送は、送信所という所から電波を出しています。その送信所や、県内に多数ある中継局の保守や管理を担当していて、放送が止まることのないように日頃からメンテナンスをし、もし何かトラブルが起きたときには対応します。また、放送局には必要不可欠な電源設備の保守も仕事の一つです。会社や送信所で停電が発生しても、放送を簡単に止めるわけにはいきません。万が一に備えて、日頃から保守点検を行っています。
広い意味で“放送や番組を作る”ということが、放送局にいる以上は一番のやりがいだと思います。今は番組制作に直接携わる部署ではありませんが、“会社の皆さんが作り上げた番組を、私たちが電波に乗せて届けているんだ!”という、放送に対する思いを持って仕事をすることが、やりがいに繋がっているのかなぁと思っています。
今この文を読んでいるということは、放送局を目指しているか、ちょっと放送局が気になっているか、といったところですかね? 皆さんに何を伝えたらいいのか悩んでしまうのですが、一番はやっぱりラジオ・テレビに対する強い思いを持った人に来てほしい、ということです。「ラジオが好き!」「テレビが好き!」「こんな番組を作りたい!」「今の放送のこんなところを私が変える!」「報道の第一線で仕事がしたい!」「スポーツ中継がしたい!」…なんでもいいと思います。そんな強い思いを持った皆さんをお待ちしています!
2024年2月1日現在