今年の3月に開業した北海道新幹線。
仙台から約3時間で函館までの旅が楽しめるようになりました。
今回は、北海道道南・木古内(きこない)をめぐる旅。
JR函館駅のすぐそばにある、地元のうまいもんが味わえる人気スポット。
観光客で行列ができるお店。新鮮でおおぶりな海の幸が7種類ものった『えびす丼』は一番人気です。北海道の味が山盛り堪能できますよ。
※営業 あさ6時~夕方6時
※えびす丼 2880円
函館市若松町9-16 0138-23-1602
北海道新幹線の開業にあわせて開業されました。
木古内駅から五稜郭駅までの38kmを結ぶ鉄道です。道南の観光スポットをめぐる旅におすすめだそう。車窓から眺める海、本当にきれいでした。
こちらには大きな大きな錨(イカリ)が展示されています。幕末、太平洋横断の偉業を達成した「咸臨丸(かんりんまる)」のものと思われる錨です。
咸臨丸は輸送船として活躍をし、1871年に小樽に向かう途中で座礁、沈没。宮城県の白石、片倉家の旧家臣も乗っていたそうですが、地元の人々によって、無事救助されたそうです。沈没したとされるこの木古内のサラキ岬沖で、昭和59年に錨が引き上げられました。
木古内では、サラキ岬沖に眠る咸臨丸のモニュメントなどを造り、岬の整備を進めています。
※開館 午前9時~午後4時 月曜・年末年始休館
木古内町字鶴岡74-1 01392-2-4366
道内を自転車でめぐるサイクリストのためにバイクラックも設置されています。館内には道南西部9町の地場産品がずらりと並んでいるんです。お土産選びにも良さそうですよ。
木古内と山形・鶴岡市は姉妹都市。鶴岡の有名レストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行さん監修のイタリアンレストランです。
おすすめは『奥田タワーコース』。タワーのような器に様々な食材が詰まっており、ロースターで焼きながら楽しむというもの。新しい北海道とイタリアンのコラボレーションを味わえますよ。
※営業 午前11時半~午後2時半 午後5時半~夜9時 不定休
木古内町字本町338-14 01392-6-7210
夏の北海道旅も爽快ですが、寒い時期も見逃せないイベントがあります。毎年1月に行われる『寒中みそび祭り』。豊漁豊作を祈願し、180年以上続く伝統の神事です。この水しぶきを浴びると幸せが訪れるそう。この寒中みそぎも体験できる“まちあるき”を実施しています。
※問い合わせ 木古内町観光協会 01392-2-2046
この時期恒例の夏まつり。
咸臨丸をテーマに町中でにぎやかなパレードが繰り広げられます。
港のそばに建つお宿。
新鮮な魚介類、木古内産の和牛、北海道ならではの味を堪能できる料理が自慢。和牛の希少部位“みすじ”のステーキは肉の弾力もありつつやわらかくて美味。活エゾアワビの踊り焼きも身が厚く、幸せな味でした。
※木古内町字下平23-13 01392-2-5222