■フィンガーライム
“森のキャビア”ともいわれ、ぷちぷち食感 清涼感のある爽やかな酸味 オーストラリア原産の柑橘類です。
まだ日本では珍しい植物を宮城で育てているのが村田町の髙橋真弓さん。会社勤めをしながら、何か夢中になれるものがほしいと考えていた頃、インターネットで「フィンガーライム」を見かけました。
すぐに行動に移した髙橋さん。長野や山形の生産者さんのもとで栽培方法を学び、去年の夏にスタート。150本23種類を栽培。初の収穫はまだ一般に販売という形ではなく、ホテルや飲食店向けに出荷しています。
仙台市内で髙橋さんのフィンガーライムを使ったお料理を出しているお店のひとつが「中杉山はんぞう」。気仙沼出身のご主人と石巻出身の女将が厳選食材で作る料理が評判のお店です。夜のコース料理で提供しているお寿司にフィンガーライムを使っています。寿司にはすだちやカボスを使うことが多いが、フィンガーライムの爽やかな酸味とともに新しい食感に出会えたといいます。
さらに、ランチでは女将お手製デザートに使用。イチジクの甘露煮の甘くとろりとした味わいをフィンガーライムがさっぱりとしめてくれます。彩りも添えてくれます。
生産している髙橋さんは、「栽培をもっと研究して来年には収穫量を増やし、一般の方にも販売していきたい。食感や香りを楽しんでもらい、もっと広めていきたい」と話してくれました。
試してみたい!という方は「マルシェビバーチェ」へ。1本から購入できます。さらに、店内で提供しているパフェに果肉を絞って味わうこともできます。
※「中杉山はんぞう」
旅する東北ランチ 3,080円
木〜日曜限定 前日まで要予約
仙台市青葉区上杉3-9-66
022-263-8571
@nakasugiyamahanzo
※「マルシェビバーチェ」
仙台市宮城野区原町1-3-21
022-200-2150
@marchevivace