演劇公演「Voice」
佐々木夏音アナウンサー 取材リポート
3月9日(土)に仙台市宮城野区文化センターで行われた演劇公演「Voice」についての取材レポート。『わたしの“声”で、いまに伝える みんなの“声”で、未来に残す』をテーマに、高砂・六郷・七郷の3つの地域に東日本大震災発生前から伝わる伝承や物語を演劇形式で紹介。今回の劇は、宮城県外出身者や、震災当時の記憶が殆どない若いメンバーが多く参加し、協力して沿岸部の伝承や物語を調べ作り上げた。演出の高橋菜穂子さんは今回の劇を通して、参加した若い人にとって沿岸部が悲しい場所ではなく、仲間を得て芝居を作ったすごく愛しい場所になったのが大きな収穫だったと語った。