宮城県建築士会女性部会
冊子「記憶の中の住まい」について、製作した宮城県建築士会女性部会の部会長・小林叔子さん、西城由紀子さんにインタビュー。
「記憶の中の住まい」は東日本大震災で被災した家屋の詳細な間取りと、そこにあった暮らしについて綴られている。発災から2年が過ぎたころ、東京を中心に活動している「女性建築技術者の会」のメンバーから、「東日本大震災家とともに失った思い出を、間取り図を起こして形に残したい」と提案があり、プロジェクトが発足。被災された方々から、失った家や暮らしの話を聞き、間取り図と話の記録を作成していった。そして13回忌を迎えた頃に、聞き取りした記録を形に残そうと冊子を検討、クラウドファンディングも募り今年2月に冊子「記憶の中の住まい」が完成。今後も聞き取りをしていく予定とのこと。
冊子は今後、仙台市内の図書館や伝承施設に配布予定。購入については宮城県建築士会のホームページでご確認ください。