ＪＮＮ三陸支局から西島佐知浩記者
気仙沼でのカツオの水揚げについて

南三陸町歌津　伊里前福幸仮設商店街　取材リポート
リポート:大久保悠アナウンサー

海からほど近い伊里前地区。津波の被害が大きかった地区です。その伊里前で昨年12月、仮設商店街がオープンしました。8店舗が軒を連ねる伊里前福幸仮設商店街、その組合長であります高橋武一さんにお話を伺いました。
震災後は廃業も考えた高橋さんですが、震災前から店に来てくれるお客さん達にお叱りを受けたそうです。「何やってるんだ！みんな困ってるんだから早く店を再開して」と。
皆さんの力添えで今までがあった。これからは困っている皆さんのためにお返しをしていかなければならない。それが我々の義務だと感じたそうです。
現在高橋さんは商店街や地元の商工会の方達と共に、街の再生へのアクションを起こしています。土地のかさ上げや、国道45号を街の真ん中に通してほしいという要望を町や国に出すための勉強会を行っているそうです。
若い人達が離れ、人口そのものが減っている。これからは若い人達が中心でなければならないので、その人達が歌津に戻って仕事をして、安心して暮らせるような町を作れたら、と考えています。

前くりこま耕英震災復興の会会長　大場浩徳さんインタビュー
聞き手：藤沢智子アナウンサー

今月14日で岩手宮城内陸地震から4年を迎えます。少しずつ復興へ向けて歩んでいたところ東日本大震災が発生。4年前も昨年も大きな被害を受けた栗原市栗駒耕英地区の現状について、耕英で農業を営む大場浩徳さんにあの日から今日に至るまでのお話を伺いました。（インタビュー収録日：6月11日）