3.11みやぎホットライン

月曜 19:00~19:30
tbcラジオ AM 1260kHz

radikoで聴く

2012年6月4日(月)放送

JNN三陸支局から重冨裕昭記者
宮崎県立海洋高校の航海実習について

日鉄住金建材(株)仙台製造所 取材リポート
リポート:菊地舞美アナウンサー

日鉄住金建材は鉄鋼を中心とした建設・土木資材の総合メーカーです。仙台港に工場を構えており、津波の被害はとても大きかったと想像されます。当時の様子を製造所長の平山さんに伺いました。
震災当時76人の従業員が勤務。工場敷地内には築山(つきやま)という山があり、そこが最終避難場所に。その築山へわずか6分で76人が避難を完了したそうです。
仙台製造所では避難訓練を年に1回実施。訓練を重ねるごとに反省会を行い、一度作った避難マニュアルも良いところは残し、悪い所は改善するという事を繰り返したそうです。万が一の際は考える余裕がない、従業員たちに体で覚えさせる。それを徹底させたことが、今回の震災で多くの従業員を救いました。
それでも反省点はある、と平山所長。製造所は24時間稼働しているので、夜に地震が発生した場合のことを想定していなかったとのこと。早速、夜間の避難訓練を実施したそうです。

亘理町ふるさと復興商店街 取材リポート
リポート:飯野雅人アナウンサー

亘理町東郷地区のふるさと復興商店街。この商店街には飲食店の他、鮮魚店や呉服店、居酒屋や鍼灸院など30店舗が軒を連ねます。この商店街の組合長、斎藤邦男さんにお話を伺いました。
買い物だけでは近隣の大きなショッピングセンターなどへお客さんが流れてしまう。今後はイベントなどを開催して、買い物だけでなく、もっと多くの方に利用してもらいたい、イベントを通して商店街が憩いの場となれば、と斎藤さんは考えています。実際、商店街の中の電気店には、よくお茶を飲みに訪れる人がいらっしゃるそうです。
仮設商店街はあくまで「仮設」であり、仮設住宅と共にいつかはその役割を終える日が来ます。その中で、仮設住宅で生活する人たちの役に立ちたいという想いで、商店街の方々は連日一生懸命仕事に取り組んでいます。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

バックナンバー一覧

3.11みやぎホットライン
トップに戻る