3.11みやぎホットライン

月曜 19:00~19:30
tbcラジオ AM 1260kHz

radikoで聴く

2012年7月23日(月)放送

JNN三陸臨時支局から當銘記者(沖縄 琉球放送)

志津川の三線グループ、サンシンズジュニアの仮設住宅での演奏について

石巻まちなか復興マルシェ「石巻しみん市場」取材リポート
リポート:藤沢智子アナウンサー

旧北上川沿い、石ノ森漫画館の川を挟んだ西側にある仮設商店街「石巻まちなか復興マルシェ」。6月9日にグランドオープンし、ゆったりとしたスペースに6店舗が軒を連ねます。そこで数年前にラジオ番組の中継でお邪魔した「石巻しみん市場」の皆さんにお会いしました。
石巻しみん市場は渡波海水浴場のすぐ近くにあり、新鮮な魚介類や水産加工品、農産物などを販売していました。また、漁師の奥様方が作る「おふくろの味」を提供するレストランもあり、石巻市民や観光客で賑わうスポットでした。そして、現在はマルシェ内の店舗の1つとして、3つのトレーラーハウスで6月2日から営業を再開しています。
震災で店舗は大きな被害を受けたものの、幸いにしてスタッフもお客さんも無事でしたが、それから全く連絡が取れなくなってしまいました。逃げたは良いものの、周りで何が起こっているのか分からなかったそうです。結局、スタッフ皆さんが再開したのは1ヶ月以上経ってからでした。
あれから1年3ヶ月、石巻しみん市場は営業を再開しました。お客さんとも再会でき、会話も弾むようになりました。以前と比べると店のスペースは小さくなったものの、スタッフの皆さんは元気いっぱいで仕事をされています。これからは、地元の食材を知ってもらえるような企画などを検討しているそうです。リスナーの皆さん、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

塩釜 釣り業界の今 塩釜市みなとや釣具店取材リポート
リポート:飯野雅人アナウンサー

午後のワイド「ロジャー大葉のラジオな気分」でもお伝えしましたが、塩釜市北浜にある「みなとや釣具店」にラジオカーで訪問、専務の鈴木順雄さんにお話を伺いました。
震災時は1mの津波が押し寄せ、店内の棚ごと押し流されるなどの被害があったものの、2ヶ月後には店を再開。9月には釣り舟業も再開しました。震災前と変わらないくらいの釣り客が戻って来たそうです。
しかし、新たな問題が鈴木さんたちを襲いました。放射能問題です。
放射性セシウムの基準値が変更されたことで、仙台湾で捕れたスズキが出荷停止に。釣り客は敏感に反応したため、客足が遠のき半分くらいに減少とのことです。
例え基準値以下であってもゼロにならない限り、人の受け取り方はそれぞれ。その状況下で起こる風評被害が一番怖い、と鈴木さんは言います。震災前のように皆が安心して釣りが楽しめるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

バックナンバー一覧

3.11みやぎホットライン
トップに戻る