ＪＮＮ三陸支局から佐々木智之記者
沿岸漁業再開と冠水による障害について
亘理町独居老人対象フラワーアレンジ教室 取材リポート
リポート：藤沢智子アナウンサー
今日、亘理町中央公民館で町内の独り暮らしのお年寄りを対象としたフラワーアレンジメント教室が開かれました。これは宮城県花卉商業協同組合が主催しているもので、蔵王支部ののお花屋さんと組合の方達が講師として今日は会場に来ていました。
今日の受講生は逢隈、亘理地区のお年寄り40人ほど。1人1人の前には花を挿すオアシスというスポンジのようなものが入った化粧箱とバラやカーネーションなど8種類の花束、そしてハサミが置かれていて、各々が自由にそれらを使い、アレンジに挑戦していました。
自由にと言われてもどこから手をつけたら…と最初は皆さん戸惑っていましたが、先生たちの手ほどきを受けると徐々に作業の手が進み、綺麗な花と共に笑顔がこぼれてきました。
今回は逢隈、亘理地区の方々が対象でしたが、今後は震災の被害が大きかった吉田、荒浜地区の方達を対象にした教室も計画しているそうです。
名取市サポートセンター「どっと.なとり」 取材リポート
リポート：飯野雅人アナウンサー
先週月曜日、仙台市太白区柳生に被災者のための集会所、柳生サロンがオープンしました。3階建てマンションの1階部分の部屋を借り上げて開いたもので、約20畳ほどの広さがあります。これは、名取市が行う「民賃世帯コミュニティ再生事業」の一環で、借り上げの住宅（所謂みなし仮設）に入居の被災者を対象に、サロンという拠点施設を設置してコミュニティの構築に役立ててもらうという目標があります。
サロンではクッキング教室や体操教室、健康相談など様々なイベントが予定されており、近隣の多くの方々の参加をスタッフは望んでいます。サロンに来ることで住民同士のつながりができれば、またサロンがそのような場になれば、と考えています。
来月には増田、手倉田、杉ヶ袋、袋原にもサロンが開設の予定です。入りづらいな、と思う方も少なくはないともいますが、お気軽にサロンへお立ち寄りいただければと思います。
