ＪＮＮ三陸支局　佐々木智之記者

新開発の体操で児童の運動不足解消について

減災絵本「リオン」について
ゲスト：東北大学災害科学国際研究所助手　保田真理さん

スタジオにお招きした保田さんは、防災士としてサバメシ(サバイバル飯)や減災風呂敷をはじめとした、防災・減災を実践する活動に従事されています。合わせて、NPO法人 防災士会みやぎの副理事長も務めています。その防災士会みやぎが、１冊の絵本を製作しました。それが減災絵本リオンです。
タイトルのリオンはフランス語でたんぽぽを表す「ダン＝ド＝リオン」が由来です。子供たちに、たんぽぽの綿毛のように、どんなところでも力強く生き延びて欲しい、命をつないで欲しいという想いが込められ、一般に書店で売られている震災を語り継ぐ本と違い、子供たちが怖がらないように、柔らかく伝えられるよう、作られています。
日々の生活の中にある、当たり前のものが貴重だということ。様々な恵みが一歩違うと大きな災害に繋がること。そのような内容が分かりやすく、色鮮やかなタッチで描かれています。幼稚園や保育園、児童館などで子供たちに読み聞かせてもらえればと、保田さんは願っています。

問い合わせは、ehon@bousaishi-miyagi.org　までどうぞ。