山元町「Petite Joie~プチットジョア~」伊藤雅訓さん
伊藤晋平アナウンサー 取材リポート
山元町畑中に今年5月2日にオープンしたお店「Petite Joie~プチットジョア~」。店主の伊藤さんは塩竈市出身で現在29歳。結婚を機に奥さんの故郷である山元町に移住しお店をオープンさせました。フランス語で「小さな幸せ」という意味の店名は「街の皆さんにケーキという小さな幸せを届ける」というコンセプトが込められています。
地元にこのようなカフェがなかったということで、中学生がおしゃれをしてきたり、近隣の奥様方がゆっくり時間を過ごしたりと「大切な時間を大事に過ごす」山元町の新たな憩いの場となっていて、地元山元産のフルーツを利用した洋菓子は大好評です。特にいちごに関しては、生産元の農家さんの思いが込められている大事な材料。通年通して提供することができるようになったことも店のセールスポイントとなりました。いちごの甘い香りが店内を包んでいるPetite Joie。お客様の笑顔とホッとする空間がそこにはあります。
女川町「絆を深めるための津波避難訓練in野々浜」
~「いのちの石碑」を作る女川の子どもたちを支える会 阿部一彦さん~
震災時女川一中で教頭をつとめていた阿部さんは、震災後女川中学校の1年生が提案した「1000年後のいのちを守るための石碑」を作る女川の子どもたちを支えています。石碑は7基目になりこどもたちは高校2年生になりました。「もう二度と一人の命も失いたくない」、ひとりの命を守るためにはどうするかを考え続けている子供達は今月19日(日)に「絆を深めるための津波避難訓練in野々浜」を開催することにしました。
7基目の石碑の披露式とともに1000年後の命を守る、よりよい町づくりについて女川の子どもたちと考える機会です。みなさんもいっしょに考えませんか?
■女川町「絆を深めるための津波避難訓練in野々浜」
・日時 平成27年7月19日(日)午前10時~
・場所 女川町野々浜 野々浜港(牡蠣処理場前)
・お問い合わせ
いのちの石碑プロジェクトのHP
https://www.inotinosekihi.com/home
※7月20日(月)の絆みやぎホットラインは休止いたします。