RKK熊本放送 青谷倫太郎キャスターに聞く“熊本の今”
聞き手:藤沢智子アナウンサー
7/30,31日に震災復興イベントとして仙台市勾当台公園で行われた「TBC夏まつり2016」、大勢の方たちでにぎわいました。今年はいつもの復興支援ゾーンに、被災地宮城のブースに加え「熊本復興支援ブース」が設けられました。くまモングッズや熊本の特産品“馬肉”の加工品、“熊本ラーメン”などたくさん並び募金箱も設置されました。そのブースで協力を呼び掛けていたのは、午後の情報番組でキャスターを務める青谷倫太郎さんと番組ディレクターでした。
熊本地震のニュース映像といえば、どうしても被害の大きかったところがクローズアップされます。そのため熊本の全域が被害にあったと思われがちですが、実は被害の大きい場所、少なかった場所があり現在温度差が生じているということです。
青谷さんは東日本大震災の直後に山元町に報道記者として入ったため、実際の現地の状況も被災された方への取材も行っていました。今後は震災の被災地同士の連携を深めていきたいとお話し下さいました。
会場では、女川町のブースが隣合わせだったこともあり、お互いの情報交換を積極的に行いました。お客様の中には、「5年前の恩返し」と募金をしてくれる方も多かったそうです。引き続きこの「絆」を深め、助け合っていけると良いですね。
女川水産業体験館あがいんステーションスタッフ 阿部真知子さん電話インタビュー
女川は今、中心部の復興工事が進んでいます。道路もカーナビに出ないような新しい道が出来ています。道路が狭く、今までなかった信号も増えていて、さらに夏休みということで車も増加傾向です。
さらに、今話題の「ポケモンGO」のポケストップが女川町にはたくさん(!)あり、ユーザーの方には夏休みを利用して是非女川町に足を運んで欲しいと思っています。そして現在シーパルピア・あがいんステーションではイベントが盛りだくさん。「ホタテの殻むき&バーベキュー体験」や「ビアガーデン」が人気!電話予約でいっぱいの日もありますよ。また、予約のお客様は県外の小学生、アメリカ・フィリピンなどからのお客さまもいてグローバルな雰囲気でいっぱいです。ぜひ夏休みにお越しください!
また女川駅の西側の造成も進んでいるので、女川復興のいまを感じて欲しいです。