気仙沼市 菓子舗サイトウ 斉藤 博さん
古野真也アナウンサー
気仙沼市にある洋菓子店「菓子舗サイトウ」の店主、斉藤 博さんにお話を伺いました。
気仙沼高校卒業後、仙台で5年修業を積みその後23歳の時に気仙沼に戻って父親が経営していた菓子店を継ぎました。現在、2代目店主として現役で仕事をされています。
気仙沼小学校の坂の下にあった場所から2010年11月に南町夢通り商店街に移転し、地域の方々の買い物のため、フェリー乗り場利用者の方々にも利用してもらえる場所への新築移転でした。しかし東日本大震災で被災し、借金を抱えてしまいました。
その後、ボランティアの方々の懸命な姿や、再開の支援をしてくれた仙台市内のお菓子屋さんなどいろいろな力によって、旧市立病院「たなかイキイキ商店街」に工場を構え、南町復興商店街での営業を経て、2017年5月に半世紀続く「菓子舗サイトウ」の新店舗を再開させます。
新店舗の場所は、気仙沼湾横断峡、気仙沼ICに位置します。今後も気仙沼市の復興と発展のために尽力して行きたいと話してくれました。
女川水産業体験館 あがいんステーション 阿部真知子さん
電話リポート
夏休みの女川は、家族連れでにぎわっています。先週は獅子ふり披露会や映画上映会などイベントがあり、町民そして観光客の皆さんが大いに盛り上がりました。町民の皆さんにとっても大事な故郷のおまつりです。
さてこのおまつりで使う獅子頭、震災後津波で流されていて行方不明になっていたものでした。しかし拾得物として大事に保管していた方が、女川に届けてくれて今年7年ぶりに獅子頭が持ち主のもとに戻りました。震災7年経った今、この獅子頭が戻ったことが町民にとってうれしい話題でした。
またこれまで仮設住宅に住んでいらっしゃった方々も、公営住宅や自立再建された方が多くなり、家族を迎えて女川で過ごす「初めてのお盆」を迎える方も多くなったそうです。うれしいですね。
<<今後のイベント情報>>
・お盆だよ、全員集合
日時 平成30年8月11日から9日間
場所 女川ハマテラス
きぼうのかね商店街にあった、「カフェごはんセボラ」が女川町浦宿浜字十二神に新店舗を移転オープンしたこともうれしいですね。
・Cafe ごはん「Cebolla-セボラ」
住所 女川町浦宿浜字十二神60−3
電話 090-7936-4439