震災から8年 南三陸町歌津 20歳を迎えた三浦大州さん
林田悟志アナウンサー取材リポート
南三陸町歌津で当時小学6年生だった三浦さんは震災に遭遇しました。震災当時は伊里前小学校で学活の途中だったそうです。地震があった日に初めて津波を見て怖かった、と8年前を思い出してくれました。仮設住宅が学校の校庭にあったこともあり、住民の方々に応援してもらって部活を行ったこともありました。
小学校、中学校、高校まで歌津中学校・志津川高校で野球を続けた三浦さんは現在、地元を離れて医療系の学校で柔道整復師になるために勉強しています。野球をしていた時に怪我をしたこともあり、その経験から目標を見つけたようです。将来は地元か仙台で開業したい、と話してくれた三浦さん。幼いころの経験や体験がお仕事に活きるよう、今後も頑張ってほしいと心から願います。
気仙沼市 みんなのたんす 代表高橋えりさん
伊藤晋平アナウンサーリポート
気仙沼市八日町にある「みんなのたんす」代表の高橋えりさんは、3年前に気仙沼市へ移住し、会員制の子供古着のシェアサービス・子供服のリメイク商品の販売を行っています。月会員1000円、年会費5000円で入会でき、お店の服を持ち帰って使用後は使い終わったら返す必要もないサービス内容になっています。
環境に優しいことをしたい、と思い起業した高橋さんの根幹には「平和」への思いがあります。その理想を目指すため、子供服のシェアサービス事業を立ち上げました。気仙沼市のポジティブな雰囲気が彼女の新しいアイディアにマッチしているようです。
みんなのたんすは、GWの5月6日(月祝)をもって一度営業を終了し12月頃から移転しての再開を検討しています。今後も新アイディアを具現化してより一層パワーアップ!環境に優しい事業を展開していく予定です。こちらも今後が楽しみですね。