石巻市雄勝町 観光物産交流施設・硯伝統産業会館
藤沢 智子AN 取材リポート
雄勝地区に今年4月オープン予定だった観光物産交流施設と硯伝統産業会館。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により延期。そしてようやく先月21日にオープンしました。
青い空と海、山の緑に囲まれた新しい施設を石巻市雄勝総合支所地域振興課長の及川剛さんに案内していただきました。東日本大震災後、津波被害を受けた雄勝地区の復興拠点の姿は地域の特産である玄昌石が貼り付けられ、夜遅くまでライ
トアップされるなど、神秘的な雰囲気が醸し出されているということです。なお現在「道の駅」の認定を目指しています。
そして雄勝町の硯、広島県熊野町の熊野筆、三重県鈴鹿市の墨、鳥取県鳥取市の和紙などの「文房四宝」が展示されており、雄勝の硯の歴史をじっくり知ることが出来るそうです。この他の施設は今後ご紹介させていただく予定です。
仙台市青葉区 大崎八幡宮
宮司 小野目 博昭さん 古野 真也AN 取材リポート
禰宜 小野目 稲美さん 藤沢 智子AN 電話インタビュー
伊達政宗公の命により建てられた国宝「大崎八幡宮」。東日本大震災では被害を免れたものの、周辺地域は停電と断水。「神社は地域に守られている」との思いから支援物資の受入など地域の拠点としての役割を果たしてきました。
震災からまもなく10年。災害への備えについて伺ったところ、心構え」や道具の準備はこれまで同様続けている他、他地域で発生した災害への募金活動や見舞金を送るなどの活動を続けているそうです。また、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるべく4尺の松川達磨が奉納されたり、移動自粛解除後は参拝に訪れる人の数も増えたという。明日30日は大祓式が行われます。疫病を払う儀式と言われ、今年は特に「無病息災」を強く願う御式になるということです。