石巻市鮎川浜 おしかホエールランド
鮎川まちづくり協会 齋藤 富嗣さん
藤沢 智子アナウンサー 取材リポート
今月5日に取材した石巻市鮎川浜からのリポート。
鯨の町鮎川のシンボル「おしかホエールランド」は東日本大震災の津波で大きな被害を受けました。先月22日、震災から9年4か月ぶりに施設が再開。当初、ゴールデンウィーク前の4月末にオープンする予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で3か月遅れでのオープンとなりました。
鮎川まちづくり協会の齋藤富嗣さんに施設を案内していただきました。津波で多くの展示品は失われましたが残った貴重な資料を中心に展示されています。クジラの生態を学ぶコーナー、町のクジラ文化や歴史を学ぶコーナー、海の魅力を紹介するコーナーがあります。津波の被害を免れた貴重な写真はとても引き付けられました。さらに海を泳ぐクジラの豪快な姿を大画面で体感出来るコーナーもあり、一緒に泳いでいる雰囲気を味わうことが出来ます。施設の近くには1988年まで操業した大型捕鯨船「第16利丸」が保存され、現在改修中です。オープン約1ヵ月で来館者は1万人を超えたそうです。午前9時~午後4時開館で、水曜休館。隣接する「おしかホエールタウン」で鯨料理を楽しむことも出来ます。是非訪れてみてはいかがですか?