石巻市 震災遺構門脇小学校
増子華子アナウンサー 取材リポート
東日本大震災で被災した石巻市の門脇小学校校舎が震災遺構として、4月3日に一般公開されました。鉄筋コンクリート3階建ての校舎は津波と火災の被害に遭いました。1階の天井近くまで浸水し、その後の火災でほぼ全焼。地震発生当時、学校にいた約200人の児童たちは近くの日和山に避難し無事でした。
津波からの避難は「垂直避難」「遠くより高くへ」が鉄則といわれています。ただ、津波火災では「二次避難」「三次避難」が大切になります。
訪れた方の中には卒業生で現在教員の方も。「その地域の地形や特色にあわせて避難を。子供たちをどのように守っていくか、震災の経験と教訓をどのように伝えていくか、ずっと考えていかなければいけない」と話していました。
解説もありますので、訪ねてみてはいかがでしょうか。