「きずなFプロジェクト」顧問 瀬成田実さん
藤沢智子アナウンサー 電話インタビュー
今年3月に「震災を語り伝える若者たち みやぎ・きずなFプロジェクト」を出版。「Fプロジェクト」は2015年に七ヶ浜町立向洋中学校の生徒たちが、震災学習を通して「町の役に立ちたい」と立ち上げた有志のチームだ。「Fプロジェクト」の「F」はふるさと・復興・futureの頭文字。
「震災を語り伝える若者たち みやぎ・きずなFプロジェクト」は、当時向洋中学校の教諭として「Fプロジェクト」を支え、現在も活動を共にしている瀬成田実さんがまとめた、子どもたちの成長と学びの記録である。
瀬成田さんは2015年に学校で震災学習を提案。学習を進めていくうちに、子どもたちから「町のために何かしたい」という声があがり、交流会を開催することになった。卒業後も活動を続け、現在8年目。メンバーも新たに加わり、語り部として伝えている。瀬成田さんは「命がまんなか」、命を一番にしたいと考え、震災学習を広げたいと語る。
「震災を語り伝える若者たち みやぎ・きずなFプロジェクト」はかもがわ出版から発売中。
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/sa/1211.html