「能登での災害看護支援」
看護師・防災士　山中弓子さん
松尾武アナウンサー　電話取材リポート

能登町で災害看護支援の活動をしている、看護師の山中弓子さん。災害介護支援とは、被災地で健康や生活を守るための活動であり、衣食住を守るためにサポートをすることが多い。阪神淡路大震災を経験し、当時は避難所の運営などをしていたが、後に看護師になり熊本地震の支援に行った際に阪神淡路大震災と変わらない光景を目の当たりにし、何とかしなきゃいけないと思い立ち災害看護支援に本格的に関わることに。
災害現場に入ると地域の体力が戻るまで伴走支援をするので、災害の規模によっては1年から2年、長いと4年同じ地域で活動をすることも。最近は災害が頻発しているため、地域の体力が回復しないまま次の災害現場に入ることもあると山中さんは話す。
能登町では過疎化している場所の被害が多かったので、皆がつながれる場所を作る手助けが出来ればと今後の気込みも語った。