tbc気象台 伊藤諒予報士
根本宣彦アナウンサー インタビュー
北海道沖や三陸沖でM7以上の地震が発生した場合、そのあとにより大きな地震が起きる可能性があるとして、政府は去年12月から注意を呼び掛ける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の運用を始めた。日本海溝、千島海溝でM7以上の地震が発生した場合、「後発地震注意情報」が発表される。発表されたら、一週間程度は普段の社会経済活動を継続したうえで、地震への備えの再確認、揺れを感じたらすぐに避難できる態勢をを準備してほしい。
・家具の固定や食糧などの備蓄、ライフラインが停止することへの備え
・緊急のお知らせを聞き逃さないよう、ラジオや携帯電話から情報を得られる態勢
・損壊した建物、ブロック塀、崖、傾斜地に近寄らないこと
そのほか、すぐに避難できる体制での就寝、非常持ち出し品を持ち歩くなどいつでも避難ができるよう準備しておくとよい。
東京都 ふっくら布ぞうりの会 代表・工藤賀子さん
藤沢智子アナウンサー 電話インタビュー
東日本大震災をきっかけに活動を始めた「ふっくら布ぞうりの会」がある。現在は、南三陸、石巻、気仙沼にチームがあり、現在は首都圏にも活動を広げている。
「ふっくら布ぞうりの会」について、一般社団法人あゆみ代表理事の工藤賀子さんに電話インタビュー。「ふっくら布ぞうりの会」の活動は2011年秋に、仮設住宅でのコミュニティ作り、いきがい作り、経済的支援を目的に始まった。手仕事で「色がいいね」などの話題で仲良くなりやすいそう。ぞうりはは作り手の個性があふれる1点物。つくられたものは販売されていて購入できる。
今年は新たにアップサイクル事業がスタート。今治のタオルメーカーからタオルの捨て耳を使って布ぞうりに仕上げていく。タオルを作るときには両端をカットして縫うため、カットした部分は廃棄されているそう。肌触りが気持ちよいとか…!ほかにも世の中の捨てられている素材を使って布ぞうりに生まれ変わらせたいと話す。