特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会IVUSA
伊藤若奈ディレクター 取材リポート
3月16日、福島県沖を震源地とする最大震度6強の地震が発生。
山元町では震度6弱を記録し、「山元町災害ボランティアセンター」を開設。様々な団体や個人がボランティアとして活動するなかで、特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会IVUSAの学生の活動する姿が見られる。IVUSAは全国で80大学、2500人が会員登録している大学生中心のボランティア団体。
4月17日はIVUSAの学生10人と事務局2人の計12人が災害救援に参加した。倒れたままになっている大型家具の搬出作業、被災ごみの運搬、屋根瓦や壊れた壁の撤去作業を行った。
IVUSAの事務局からは三浦しんじさんが参加。三浦さんは、大学生の時にIVUSAでボランティア活動し、事務局に就職した。地域で顔の見える関係が必要だと考える三浦さん。いざというときに頼りにできるような、助ける・助けられるの関係は孤独死防止、災害時の迅速な支援に繋げられるのではないかと語った。
参加した学生たちは「自分が経験したことを家族や友達に伝え、自分ごとにしたい」「震災から早く元通りの生活に戻れるように活動をしたい」と語った。