3.11みやぎホットライン

月曜 19:00~19:30
tbcラジオ AM 1260kHz

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2021年11月15日(月)放送

石巻市北上町十三浜吉浜出身 立身 憲一さん
伊藤 若奈ディレクター 取材レポート

20代で網膜色素変性症を患い、50代で光を失った立身さんの東日本大震災発災からこれまで、そしてこれからについてお話を伺いました。自宅で被災後、社会福祉協議会の職員さんとともに北上中学校に避難。吉浜地区にあった家の殆ど全壊の被害を受けました。目の見えない方にとって住まいや周囲の環境の変化は、より大きな不安を持つことが想像されます。そんな中立身さんは避難所でもどかしい思いをしていたと話します。何か人の役に立ちたいのに何も出来ない…そんな思いを抱えながら時は過ぎ県外への避難をせざるを得ない状況が立身さんに巡ってきます。石巻を離れ、横浜、仙台へと転々と移動。5年前に石巻に戻り、親戚と共に生活再建の道を歩み始めます。しかし故郷・北上町十三浜吉浜に住むことは叶いませんでした。
今、立身さんは目が不自由な方々がコミュニケーションを深め、社会に役立っていく為の様々な活動を率先して行っています。自宅でマッサージの仕事をしながら、仲間と畑での作業に汗を流し、読み終わった点字雑誌を封筒に加工し再利用につなげるなど、目の不自由さをものともせず、周りの人達を引っ張っています。最近では目の不自由な子供達との交流を深める活動を始めています。「子供は可愛く孫を持った感じ」という喜びを噛みしめています。同じハンディのある自分だからこそこれからの人生をこうした子供達の成長に力を注いでいきたいと決意を語る立身さん。そして、周りには明るさに惹かれて集まる多くの方々がいます。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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