大崎市三本木上伊場野 FKDファーム 福田 翔太さん
長南 昭弘ディレクター 取材リポート
上伊場野地区で古くから作られている伝統野菜「伊場野芋」。300年前から代々生産を受け継いでいる福田翔太さんを訪ねました。社会人となり、5年の約束で故郷を離れ、仕事をしながらスキーを楽しんでいた福田さん。しかし東日本大震災の発災は福田さんの人生を大きく変えるきっかけとなります。実家に被害あり、ラジオやテレビから流れてくる情報にショックを受けたそうです。同級生の安否もわからず、諦めの気持ちが湧いたと言います。しかし、友人の就農の想いを聞き、自らも就農することを決意。2014年故郷に戻ります。
上伊場野の土壌のみが育てることが出来る「上伊場野里芋」。カマンベールチーズのような滑らかな舌触りは他の里芋で感じる繊維質の触感は皆無とのこと。今月半ばまで道の駅三本木で販売中です。将来は産直を実施していきたいと話す福田さん。これからも地域を豊かに元気にしていく為に畑で汗を流していきたいと話してくれました。
女川町 おながわ未来創造 阿部 真知子さん
電話インタビュー
海の生き物をイメージした遊具を設置したマッシュパーク女川が8月19日にオープン。町の内外から多くの子供たちが訪れ楽しんでいます。近くのシーパルピア女川にも親子連れの来訪が目立つようになったそうです。
そして、昨年は不良だった「サンマ」ですが、水揚げはあまり多くないそうです。しかしながら町の元気を失う訳にはいきません。阿部さんはSNSを活用して水揚げ情報を発信。今月4日にも水揚げの予定があるそうで、町の元気の象徴としてのサンマの水揚げが期待されます。
新型コロナの影響でイベントは小規模なものが中心ですが運営での工夫を続けながら、元気な女川を作り続けていきたいと話してくれました。