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2020年2月10日(月)放送

栗原市 劇団3カ年計画なかじょうのぶさん
藤沢智子アナウンサー取材リポート

今夜は栗原市を拠点に演劇活動を続けているなかじょうのぶさんのインタビューをお送りします。
今週末、仙台市若林区で行われる「仙台舞台芸術フォーラム」ですが、東日本大震災をテーマにした演劇に焦点を当てたもので、劇作家が震災から今に至る時間で、どのように表現と向きあってきたのかを考えるものです。演劇「はなして」(作・演出 生田恵)、ドラマリーディング「徒然だ」(作・演出 なかじょうのぶ)、ドラマリーディング「壊れる水」(作・演出 長谷川孝治)が上演されます。

なかじょうのぶさんは、2011年の旗揚げ公演リハーサル中(:一迫)に東日本大震災に遭遇しました。劇団員の中には家が倒壊した人、家に帰れなくなってしまった人など多くいたため、身を寄せ合って数日間過ごしたそうです。旗揚げ公演目前での震災…。活動はいったん中止となりその後学校(避難所)での朗読・読み聞かせなどを通して子どもたちと接することもありました。
当時書いていたメモには、言葉と言葉の行間に思いがたくさん詰まっているものが多い、となかじょうさんは振り返ります。また、子どもたちへの「道徳」も時間軸の変化で本当に正しかったのか、今になって深く考えることがあったそうです。そんな思いを綴る、東日本大震災をテーマにした演劇に焦点を当てた「仙台舞台芸術フォーラム」は、2月15日、16日にせんだい演劇工房10-BOXで開催されます。震災と向き合いながら創作活動を続けて生まれた作品を是非会場でお楽しみください。

「仙台舞台芸術フォーラム」
2月15日(土)、16日(日)2日間 午後2時開演、午後5時からトークセッション
チケット:全席自由1500円、電話予約可。
     せんだい演劇工房10-BOX、藤崎、仙台三越で発売中。
連絡先:仙台市市民文化事業団総務課 022-727-1875

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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