本日は、特別ゲスト「ゆず」の北川悠人さん、岩沢厚治さんがスタジオにいらっしゃいました!
東日本大震災後、宮城へたくさん足を運んでいるゆずのお2人は、TBCラジオを通じて被災地にメッセージと歌声を届けてくれました。本日はその2人が震災から丸6年を振り返りお話してくださいます…
震災時は、全国的に自粛ムードで「ここで歌っていいのか」と2人は考え、葛藤し迷いながらライブに臨んでいたと振り返ります。しかしいつもと変わらない声援やみんなの笑顔に、「歌をうたうことで東北の皆さんと気持ちを共有できたのかな」と改めて思うことができました。
最初は東北の方々がライブでも静かなため「本当に歓迎されているのかなぁ」と心配になることが多かったそうです。しかし現地で、空間を共有することで心と心のつながりを感じ、デビュー当時の路上ライブに近い、不思議な気持ちになったそうです。宮城県に限らず、東北の被災地で演奏することでテレビでは掴めなかった感覚を、現地で共有することで「絆」を感じる事ができ、また被災地でライブを重ねる事により距離感が縮まることを実感しました。
そして「また会おう」という言葉の意味が、「希望」にかわること、無理せず時間をかけながら東北、宮城に寄り添うことを今後もじっくり続けていきたいと話してくれました。この6年、被災地に何度も足を運んでいた中で、街並みが復興復旧しているスピードに驚きつつも、進まない「心の傷」を考えることも必要ではないか、あの時に戻れない哀しみもあるのではないかと感じる事もあります。みなさんの気持ちを思ってまた、ずっと足を運びたいと思っています…
いつの間にか、TBCラジオが「親戚の家に戻るような気持ち」になったとお話し下さったゆずのお2人。いつでも遊びにいらっしゃってください。お待ちしております…