3.11みやぎホットライン

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2016年5月30日(月)放送

石巻市専修大学 山崎ゼミナール 川上大樹さん
取材リポート 伊藤晋平アナウンサー

川上さんは石巻専修大学経営学部 山崎ゼミナールに所属し、復興支援活動を通して起業家活動を学んでいます。震災の風化を抑制や防災、減災を広めていくこと、被災者の方の支えとなることを目的とする様々な活動を行っています。
マーケティング(どんなことが今必要かをヒアリングした結果)から生まれた活動は今2つあり、1つは子どもたちを大学に招待して広い敷地で遊ぶこと、もうひとつは仮設住宅に行って一緒に体操するという活動です。「広い近所づきあいをしているようだ」と嬉しそうに話してくれました。
東京か仙台か大学進学の際、岐路に立った川上さんは「被災地でしか学べないことがある」と現在の大学を選択しました。震災時、友人を津波で失った川上さんは、この地で“人のいのちを守る仕事に就きたい”と現在は就職活動中です。夢に向かって、更なる活躍を期待したいですね。

気仙沼支局 重富記者電話リポート

●最近の気仙沼の風景
きょう気仙沼ではカツオの初水揚げが行われ、その漁獲量は52t!日本で一番でした。その影響で漁港は大いに盛り上がりました。

●気仙沼は港町?新たな観光資源で観光誘客
新たな観光資源開発、「しごと場あそび場ちょいのぞき気仙沼」というプログラムが本格化。地元にとって当たり前だったものが実は観光資源になりうる、ということで港町の魅力を活かした場所を観光客に見せて行こう、という取組みを現在行っています。
たとえば、造船所探検。実際に船を作ったり整備をしている造船所を見学するコース。なかなか見学できないとあって観光客に人気となっています。さらには氷屋探検、漁具屋体験、漁師の暮らし体験など、さまざまな体験を提供するプログラムが今後も話題を呼びそうです。

6/18(土)にも「しごと場あそび場ちょいのぞき気仙沼」が開催されます。お問い合わせ・お申し込みは気仙沼市観光サービスセンター 0226-22-4560 まで。是非この機会に気仙沼の新しい魅力を発見してみてはいかがでしょうか?

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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