本日の放送は先日3月11日に放送した「絆みやぎ明日へ」へ寄せられたリスナーの皆さんのメッセージ、震災5年を振り返り、今思うこと・現在の思いを綴ったおたよりをご紹介します。

・5年は、長いようで短い時間です。建物の復興は進んでいるように見えますが、これから大事なのは“こころの復興”。
あの時をふりかえり自分の言葉で伝えようとすると、はじめは涙が溢れ出てきましたが、今は冷静に話すことが出来るようになったような気がします（石巻市／男性）

・被災県により未だ差がある今。忘れてはいけないし今後も伝えていかなければならないと感じます。（仙台市／男性）

・毎年3月11日はあの日のことを忘れられません。5年前、大学1年生だった娘が命からがらデパートの地下から逃れたこと。その後往復23時間かけて青森へ娘を連れ帰ったこと、釜石の親族が犠牲になった事…未だ忘れられません。（青森市／男性）

・いつも感じているのですが「絆」を強調しすぎじゃないかな。絆とは、言葉に言い表せない言葉。5年経っても昔のあの綺麗な景色と皆との思い出が消える事はありません。忘れたいけど忘れる事が出来ない、3月11日です。（仙台市／男性）

・3.11を忘れたいと言っていたお母さん、忘れていいんですよ。ゆっくり、ゆっくり忘れていきましょう（名取市／男性）

（たくさんのメッセージを番組宛にお寄せいただきありがとうございました。震災6年目も番組では多くの言葉を伝えていきたいと思っています。）