スタジオゲスト
一般社団法人 震災復興支縁協会つながり 代表理事 勝又三成さん
震災直後から南三陸町歌津を中心にボランティア活動を続けている勝又三成さん。今年の6/30に続いてのスタジオ出演です。今回は去る7/20にオープンした南三陸町長須賀海水浴場の様子と、8/20の土砂災害で多大な被害が出た広島でのボランティア活動についてのお話を伺いました。
長須賀海水浴場のオープンには3000人のボランティアが関わりました。オープンしていた期間は7/20~8/10と短い期間ではありましたが、海で遊ぶ子供たちの姿、歓声を見聞きすると「やって良かったな」と勝又さんは感じたそうです。現在は、海水浴シーズンが終わって一段落といったところ。しかし、先日の土砂災害で広島へ飛ぶことになりました。東日本大震災の時に助けてもらった、その恩返しと感謝の想いからです。
広島を訪れた勝又さんは、被災した家屋の泥カキをしたりしながら、ボランティアの人達が活動しやすい環境をつくることに奔走しました。遠方から来たボランティアの人達が泊まるところを確保したり、活動中に使用できるトイレを準備したりと、3年半前の経験を生かして関係各所と様々な作業を行っています。
そんな勝又さんがボランティア活動をする際に大事にしていること、それは被災者への配慮と言います。ボランティアが現場でピース写真を撮ったり、好意で出してくれた食事を当たり前だと思ったり、泥だらけの姿で近隣の店に入ったり等々。被災地の人間だからこそ分かること、それらを胸に勝又さんは明日、再び広島へ向けた旅立ちます。