山元町　橋元商店　取材リポート
リポート：飯野雅人アナウンサー

山元町のJR常磐線 山下駅。津波で駅舎は跡形もなくなってしまいました。その山下駅前にある橋元商店。こちらも大きな被害を受け、店はガレキと泥にまみれてしまいました。それでもボランティアの方々の力を借りて2011年7月末には営業を再開させることができました。
その橋元商店の店主、橋元伸一さんは震災を風化させないためにあることを始めました。店の向かいにある倉庫を写真館にしました。その名も「みんなの写真館ブリッジ」。橋元さんの「橋」の字と、みんなの架け橋に、という意味が込められています。
館内にはA3サイズほどの写真が200枚ほど壁一面に展示されています。壁に貼っていないものは机の上に置いてあり、閲覧できるようになっています。こちらも200～300枚くらいあります。これらの写真には特徴があります。橋元さんは町民の心情に配慮し、震災後の写真よりも震災前の風景写真を多く展示するようにしています。また、震災以前は今と違って山元町はもっと賑わっていた、そのことを忘れないでいて欲しいという願いも込められています。
今年の4月にオープンした「みんなの写真館ブリッジ」。来館したお客さんは「実際に見ると新聞やテレビとは印象が全然違う」「来て良かった」と口をそろえて言います。
写真館ではまだまだ山元町の写真を募集しています。山下駅周辺だけでなく、磯浜海水浴場の様子や、夏祭りの写真など。ご提供頂ける場合は橋元商店までご連絡をお願いします。
橋元商店：0223-37-0036

岩手県陸前高田市　戸羽太 市長　電話インタビュー
聞き手：藤沢智子アナウンサー

東日本大震災の津波で残った陸前高田市の「奇跡の一本松」。その根を今週末に開催されるTBC夏まつりで展示します。その奇跡
の一本松に関して、戸羽太 陸前高田市長に電話でお話を伺いました。

また番組では奇跡の一本松カレンダーを3人のリスナーにプレゼントします。宛先は、
e-mail：kizuna@1260.jp
ハガキ：〒980-8668　TBCラジオ「3.11みやぎホットライン」　カレンダープレゼント係
締切は今週25日(金)到着分です。