石巻市雄勝地区の様子と石巻市の追悼式について
リポート:飯野雅人アナウンサー
スタジオゲスト
NPO法人20世紀アーカイブ仙台 副理事長 佐藤正実さん
20世紀アーカイブ仙台は平成21年6月に設立した特定非営利活動法人。古き仙台はどのような街だったのかを市民に伝え、過去とのつながりを実感できるようアーカイブ(記録)化し、後世に引き継ぐことを目的にしています。
その20世紀アーカイブ仙台が昨年3月に1冊の記録集を作りました。「3.11キヲクのキロク」です。
およそ150人の方から提供いただいた約18,000枚の写真と震災体験をまとめた“市民による市民のための震災記録集”となっています。
2011年3月11日以降、被災地に住む市民は何を見て、どんな想いで写真に収めたのか。震災の惨状の他、報道カメラが入ることのない生活ぶりも映し出されています。そして、今年3月1日には続編となる「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」を発行しました。
将来、必ず成し遂げねばならない復興までの道のりの証として、また、未来の子供たちに語り継ぐ「記憶遺産」として役立つことを、佐藤さんはじめスタッフの皆さんは願っています。
尚、どちらの記録集も仙台市内主要書店で販売されています。