チャリティーリレーマラソン「PARACUP SENDAI」参加リポート
リポート：林朝子アナウンサー

先月23日に行われた「PARACUP SENDAI」に参加しました。当日は生憎の雨。それでも私をはじめとするランナーの皆さんは、走ることのできる喜びをかみしめながら雨の中を走りました。
もともとチャリティーレースとして行われているPARACUP。宮城県では初の開催で、今回のレースの参加費などは被災地に寄付されることになっています。
会場は津波被害の大きかった仙台空港のすぐ近くで、貞山堀に沿った約2.5kmの周回コース。このコースを各チームはリレー形式で3時間、メンバー代わる代わる走りました。周囲には、震災前は飛行機を間近で見ることの出来る公園だったり、住宅の基礎部分だけが残る場所や、舗装が剥がれている個所など、震災の爪痕がいまだに色濃く残っていました。
ランナーの中には宮城県外の方も多く、以前にボランティアでこの地区を訪れたことのある人も参加していました。
多くの方たちが様々な想いを持って走ったPARACUP SENDAI。次回も参加したいと多くのランナーが話をしていました。私も次回に向けてトレーニングを続けます。

被災者支援の活用について
スタジオゲスト：ファイナンシャルプランナー　林正夫さん

番組宛てに東松島市で被災された方から1通のお便りが届きました。震災で家を失ったが、地震保険が適用されローンを返済できた。しかし、先日行われた財務局先導の個人債務者の私的整理に関するガイドラインの説明会で、一定の要件をの下であれば債務の免除が受けられると言われた、という内容でした。
震災以降、様々な支援の制度が出来ましたが、被災者からすると震災後の混乱の中で正しい判断が出来たのであろうかという想いもあります。
そこで、被災者支援の制度のことや、今後どうするのが良いのか等を「根本宣彦GOODモーニング」でもお馴染み、ファイナンシャルプランナーの林正夫さんにアドバイスを伺いました。