3.11みやぎホットライン

月曜 19:00~19:30
tbcラジオ AM 1260kHz

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2012年4月9日(月)放送

JNN三陸支局から西島佐知浩記者

椿が咲き始めた大島 観光の復興について

丸森町 原発事故の影響について
リポート:大久保悠アナウンサー

筆甫で味噌作りをしている太田茂樹さん。子供たちを放射能から守るみやぎネットワークの代表を務めます。昨年6月から太田さんをはじめとする県南地域に住む子供を持つ保護者らが中心となり立ち上がったネットワーク。今では子育てを終えた世代の方や、子供たちの未来を守りたいという願いを持つ人たちが増えています。
太田さんたちは、空間放射線量の測定や除染をしてもらうよう行政に働きかけたりすることを活動の柱にしています。それと共に、子供たちが今いる場所で成長していくことを考え、健康調査を継続して行うことが大切だと訴えます。
このまま過疎化に拍車がかかってしまうのを放っておけない。子供たちを守っていくのと同時に被害を被ったこの地域のことを、仲間たちと一緒に考えていきたいと話してくれました。

船岡と閖上をつなぐ桜
リポート:飯野雅人アナウンサー

船岡に住む五十嵐マサ子さんは船岡城址公園で桜の季節に出店を始めて50年ですが、昨年は店を出せませんでした。震災が起きた昨年は桜が咲いたことを忘れるほどのショックを受けたからです。
五十嵐さんは「おまさ」という店を閖上の朝市に20年出店していました。朝市では知らない人はいないくらいの有名店。閖上でも馴染みのお客さんが多く、毎年この季節には船岡まで足を運んでくれる人もいました。しかし、多くのお客さんは仮設住宅で生活をしており、五十嵐さんは訪ねて行くことができませんでした。
いよいよお花見シーズン到来。五十嵐さんのお店は今週の金曜日に開店します。久しぶりに閖上の方たちと再会できることを五十嵐さんは心待ちにしています。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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