私たちは3.11東日本大震災を経験し、エネルギーの重要性を再認識しました。本社太陽光発電装置は、開局60周年記念事業の一環として、平成25年3月18日より運用開始しました。
太陽光発電装置の導入は、東北の民間放送局として初めてとなり、運用開始により東北放送は本社日中の消費電力の一部を太陽光発電で賄っています。(最大発電時でエネルギー自給率10%程度)
本装置を通じて、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーや節電・エコに関する啓発・普及活動をラジオ・テレビの放送番組を通じて行い、社会に貢献しています。
太陽光パネルは、本社Aサイト屋上(144枚)・Bサイト屋上(72枚)と屋外の自動追尾式装置(12枚)の合計228枚で、屋外からも見えるように意匠面でも工夫しました。発電電力は49kW、年間発電電力量は約52,000kWh程度、削減されるCO2排出量は、年間28.3トンに相当します。
発電した電力は、電力会社へ売電せず、全て自社で消費します。本社Bサイト放送施設棟の動力設備(3相200V エアコン・エレベーター等)に供給し、 補助的に使用します。
また、「電気の見える化」を同時に整備し、正面玄関に設置した60インチ液晶ディスプレイに表示を行い、デジタルサイネージとの連携により、様々な情報を提供しています。来客者・見学者を含めた県民の皆様にラジオ・テレビを通じて、省エネ・エコの啓発・普及活動と玄関ロビーでの企業PR活動を実施しています。
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