tbc報道特別番組「海、さえぎる壁〜被災地の巨大防潮堤〜」
復興事業として宮城県の海岸に整備される防潮堤の総延長は、233.1キロメートル。
総事業費は、7000億円を超える。
その巨大な壁は、百数十年先まで人々を津波から守るという。
だが、ある場所では砂浜が失われ、ある場所では港と作業場が壁でさえぎられた。
建物が一軒もない場所に建設された場所もある。
東日本大震災の発生から10年余り。被災地の海岸にはコンクリートの景色が広がっている。
「これが本当に住民が望んだ復興の姿なのか」
過去に例がない規模で整備が進む巨大防潮堤を検証した。

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