第414回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成12年3月10日(金) 
■場 所 仙台国際ホテル
■出席委員 岩崎俊一委員長、西井陽子副委員長、伊達泰宗委員、星川滉一委員
原秀一委員、有馬哲夫委員、千田壽一委員、不破和彦委員
菅原雪枝委員、氏家文憲委員、大塚正宸委員


   


議事の概要

議題「平成11年度放送を振り返って」
 
(局側)

   ◆ラジオ
 ◎時間帯により聴取者層を念頭にいれながら番組のねらいを決めて、各番組のパーソナリティーの個性を全面的に出した番組作りをした。聴取率調査も春は0.6ポイント、秋は0.3ポイント上昇。
 ◎単発番組、実施イベントも多く「TBCラジオまつり」、「TBCラジオウォーキング」、「わが町ドまん中」など地域の聴取者との交流を行っている。

   ◆テレビ
 ◎視聴者のニーズにこたえる編成。個々の番組の内容強化。
 ◎自社番組「体感TVぐらまらす」、「週間パパラビゾーレ」の充実とこの二番組の深夜の再放送(ソフトの再利用)。
 ◎ヤング向け番組「TVシナプス」のインターネット配信。
 ◎TBCの青少年向け番組「どうぶつ奇想天外」、「世界ふしぎ発見」、「世界ウルルン滞在記」

 ◆報道
 ◎主力番組「ニュースウェーブ」の女性をメインキャスターに内容充実。視聴率も2%前後底上げ。
 ◎大規模災害時の初動態勢のマニュアルの見直し、放射線事故の取材要領の策定、Y2K問題。


(委員の発言)

◎これからは品質の良い、何度でも見たくなる番組作りが必要になってくる。
 番組審議会、視聴者などチェック機能としての外部の意見、要望をどの様にうけとめて番組作りに反映させていくのかが大事なこと。機能を生かして番組の質的向上を図っていただきたい。  

◎東北放送の「体感TVぐらまらす」、「週間パパラビゾーレ」とか最近、地方局が地方局の特色をいろいろな試行錯誤の中から見つけて、制作に力を入れてきたという印象があり、好感を持って見ている。

◎ローカル局だからといって宮城県や仙台だけの地域情報だけではなく、姉妹局や姉妹都市との関係を生かして世界的なネットワークで素材の交換や取材を行うなど、開拓して欲しい。

◎文化講演の内容をみると全国的に通用するものがある。このようにローカル発信で全国に向けて、文化・芸術性の高いものをもっと増やしていって欲しい。また、公共施設の利用、催し物のPRもどんどん行って欲しい。

◎地域全体の発展に寄与していく役割を地方局は持っているのだから、仙台集中ではなく広範な地域性に立って、独自性を全面にだしながら同時に地域の人々の声なり姿が伝わってくる番組作りを通して、地域とコミュニケーションしていくことを考えてほしい。

◎番組作りにおいて、制作する側としてどういう意図のもとに何を伝えたいのかといった自己主張がもっと強く出てもいいのではないか。

◎TBSの「NEWS23」もNHKなど各社の10時以降の報道番組の競争に参加していくんだという気概を見せて欲しい。また、TBCにも地元の視聴者に訴えかける質の高い報道番組をもっと作ってくれるよう期待したい。

◎ラジオの「甦る昔話〜郵便局員佐々木健さんの場合」は大変すばらしかった。この”番組の制作者が「自分も感動して番組を作った」といったが、これが”ものを作る基本で大事なことである。

◎家族全員が好んで見ている番組がTBS、TBCに多い。デジタル放送がはじまっても視聴者に選択され続ける番組・選択され続ける放送局である様努力して欲しい。

◎教育番組かバラエティ番組かは見る人の立場で異なると思うが、「学校へ行こう」が一番印象に残っている。今は、「ビューティフルライフ」が話題になっているが、これは作り方も丁寧でラブシーンも節度があって、それでいてドキっとさせる部分があったりでヒットになる要素はいっぱいある。気合いを入れて見ている。

◎TBCの自社制作番組には、ラジオもテレビも大変信頼のおけるいい番組がある。つまんないこともあるが、害は流さない。

◎ローカルの番組審議会の、特に委員長の仕事としてキー局に直接提言を行うことも大事な仕事であると考え、JNN系列の会議で「信頼が大事である。それが視聴率をあげる最高の手段である」とはっきり申しあげた。それなりの効果があるのではないかと思う。

(次回開催日 4月14日)